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2022/11/30

11月30日(水)福祉実践教室

| by kanri
今日は、「福祉実践教室」がありました。6月に実施する予定がコロナ禍のため延期されました。この「福祉実践教室」は、「ふだんの くらしの しあわせ」を学習する場ですので、なんとか実施したいと考えていました。社会福祉協議会や講師の皆さんにお世話になり、なんとか実施することができました。

4年生「ユニバーサルデザインについて学ぼう」

「ユニバーサルデザインとは何か?」ということを学習し、普段の暮らしの中に「ユニバーサルデザイン」があるかを話し合っていました。「ユニバーサルデザイン」とは、障がいのある人にはなくてはならない支援、障がいのない人にはあって便利な支援」と言われています。一つ支援があることで、だれにとっても助かるのならとてもいいことではないかと思います。
4年生「視覚障がいについて学ぼう!《ガイドヘルプ体験》」

初めは「点字」などについての説明を聞いていました。その後、「ガイドヘルプ」のやり方を教えていただき、実際に体験していました。一人はアイマスクをつけて目が見えない人の役をして、もう一人がガイドヘルプをします。「左に曲がります」などやさしく声をかけて歩いていました。お互いの信頼関係が大切だと思いました。

5年生「聴覚障がいについて学ぼう!《要約筆記体験》《手話体験》」

初めは、耳が聞こえないことで、どんなところが困るのかという話をしていただきました。「コロナのためにマスクをしているので、口の動きが読めずに何を言っているかわからないことがある」「災害の時に、サイレンや防災無線などが鳴っても気づかない」などをお話しくださいました。そういう場合、スマホのアプリや筆談、手話通訳などの支援があることで、普通の暮らしがでできるとおっしゃっていました。

6年生「身体障がいについて学ぼう!《車いす体験》」

6年生の話を聞く姿勢がすばらしいと思いました。初めに、車いすを押す側、乗る側が気をつけることを教えてもらっていました。車いすを押す人が前輪を持ち上げようとしているとき、乗っている人が後ろに持たれると車いすを持ち上げやすいそうです。

実際に、車いすを押す側乗る側に分かれて、体験をしました。印象に残ったことは、押す人は「車いすを押します」「手を離します」など必ず声をかけること、車いすに乗る人はすべて手伝ってもらうのではなく、できることは自分でやって、どうしてもできないときに「助けてください。」と声をかけるということです。
これは、車いすを使っている人だけでなく、誰にでもあてはまることだと思いました。子どもたちにとって本当によい体験ができました。ありがとうございました。



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