9月22日(水)、昨日は十五夜と中秋の名月が重なり、期待していたのですが、
夕方から天気がくずれ、見ることができませんでした。
そこで、4年前にとった中秋の名月をお届けします。
みなさんには月のもようはどんなふうに見えていますか。
ウサギさんがもちつきをしているように見えますか。
昨年も紹介しましたが、こんな感じに見えましたか。
今朝もあいさつ運動をしているとみんなが元気よく
あいさつを自分から先にしてくれました。
とてもうれしかったです。
そのときに、いつものように石ヶ瀬川に目をやると、
あるものに気づきました。
みなさんは気づきましたか。
先週はこんな感じでした。
もうちがいは分かりましたね。
そうです。この花が咲き始めたのです。
そして、川ぞいの遊歩道はきれいに草が刈ってありました。
この時期に真っ赤に咲く花は、ヒガンバナです。
昨年も紹介しました。
この花の咲く場所で有名なのは、半田市のごんぎつねの里です。
4年生の国語の教科書にも登場する「ごんぎつね」の話のもととなった
ふるさと、半田市の矢勝川です。
この時期は、こんなにもたくさんのヒガンバナであふれています。
一面が真っ赤に染まり、見事なけしきになります。
この川ぞいの土手には、多くの人が協力してヒガンバナを植えたのでしょう。
ごんぎつねはこの川の近くで遊び、いろいろいたずらをしながら
楽しんでいたのでしょうね。
このすてきなけしきから、童話の「ごんぎつね」が生まれたのですね。
近くには作家、新美南吉(にいみなんきち)さんの小さい頃に
育った実家がありますよ。
中秋の名月の季節になると、いつもごんぎつねのことが頭に浮かびます。
みなさんも一度ゆっくりと「ごんぎつね」のお話を読んでみてくださいね。