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2021/06/10

6月10日(木)福祉実践教室

| by kanri
3,4時間目は、4,5,6年生が福祉実践教室を行いました。
コロナ禍ではありますが、子どもたちにとって大切な授業であると考え、授業の開始前、終了後に手洗い・消毒をきちんとさせて、実施をしました。
「人の立場に立って考えること」や「さまざまな困難も工夫や考え方で乗り越えられること」を教えていただける貴重な場だと考えています。

4年生「ユニバーサルデザイン」

「ユニバーサルデザイン」とは、障がいのある人にはなくてはならない、障がいのない人にはあると便利な支援のことです。トイレの表示などもその例で、にわとりのオスとメスの絵で表現されていたら、ちょっとわかりにくいですね。他にも歯磨き粉のふたやポンプ式のシャンプーなど「ユニバーサルデザイン」は生活の中にたくさん使われています。

4年生「ガイドヘルプや点字」

目に障がいのある方が、お話をしてくださいました。そして、講師の方がしているポーズと同じポーズを、目隠しをしている友達に口で教えるというゲームをしていました。

5年生「要約筆記」
耳に障がいがある方に、字を書いて伝えることです。

3人の児童が口パクで「たまご」「たばこ」「なまこ」と言い、だれがなんと言ったかを当てるクイズをしていましたが、4つのパターンの答えが出ていました。

5年生「手話」

耳に障がいのある方が、手話でお話をしてくださいました。ゼスチャーゲームをする中で、手話を教えていただきました。最初の写真が「カエル」次が「歯ブラシ」だそうです。

6年生「車いす」

車いすを普段使われている方がお話してくれました。
子どもたちも車いすに乗る人と車いすを押す人と分かれて体験しました。段差を上るときは、車いすの前の車輪を上げなければいけません。「上げますよ」と言ってから上げることを教えてもらっていました。車いすに乗った子は、段差の怖さを感じたり自分で車いすを操作することの難しさを感じたのではないでしょうか。

これは、それぞれの体験のほんの一部です。子どもたちは、もっとたくさんのことを学んだと思うので、ぜひお家で話題にしてください。
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