7月7日(火),今日は七夕の日です。
残念ながら,今年もおりひめ,ひこぼしは出会えそうもありません。
もう何年も会えていないので,少しかわいそうになりました。さて,夕方から夜にかけて,石ヶ瀬小学校では,不気味な鳴き声が聞こえてきます。「ゲコゲコ,ゲコゲコ・・・」
春先からとても不思議に感じていました。
「ここって学校だよなぁ」
どうして,学校内でこんなにたくさんのカエルの鳴き声が聞こえてくるのか。 (無料イラストより)
その秘密が分かりました。
確かに石ヶ瀬川が近いのもあるのですが,学校内にこんな場所があったとは・・・
それでは,先週のある日の大放課の出来事をお届けします。
大放課に遊んでいる石ヶ瀬っ子の様子を見ていたら,一人の女の子が近づいてきました。
「校長先生,これ見て。何だろう?」
それはシャクトリムシでした。
石ヶ瀬っ子たちは,平気でいろいろな虫を手に取り観察をしています。
昇降口のとなりには,いつも子どもたちの集まっている場所があります。
前から気になっていたので,女の子と一緒に行ってみました。
ここでは,子どもたちの目の輝きが違います。
小さな水たまりのような池の中を,みんなのぞき込むように必死に何かを探しています。
何をしているか聞いてみると、虫かごを見せてくれました。
虫かごの中では,小さなおたまじゃくしが何匹も泳いでいました。
そして,また次の動物探しにみんな夢中になっています。
あまりにも中をのぞきこんでいるので、池の中に落ちないか心配でした。
するととなりにいた子が,「家から持ってきた」と言って、カエルを見せてくれました。
その目の前ではこの水たまりの水を手ですくいながら,
さらにいろんな虫や動物を探そうと必死になっていました。
こちらのお皿にはかわいらしいおたまじゃくしが何匹もすくわれていました。
みんなどれだけ時間があっても足りないくらいの様子でした。
この目の輝き、ただものの集団ではありません。
小学生はみんな昆虫,は虫類、両生類が大好きなのでしょうか。
また次の獲物(えもの)を見つけて見せてくれました。
「これは一体なんだろうね」と聞いていました。
すると,「これはボウフラだよ」と教えてくれました。
なんてすごい子たちなんだ。
ボウフラは私たちの大敵(たいてき)である蚊(か)の幼虫です。
それをかわいいと思って持っている子どもたちに驚きました。
ここにもかわいらしいおたまじゃくしがいっぱいいました。
子どもたちにとってはこの小さな水たまりが、宝(たから)の池なのでしょうね。
そして、ここからまた一人二人と石ヶ瀬小学校の博士が育っていくのでしょうか。
石ヶ瀬小学校の周りには,こんな宝物が発見できる場所がいっぱいあるようです。
(無料イラストより)
ちなみに,私にとっての宝の池は,こんな女神様が登場する池です。
o(〃^▽^〃)o
(無料イラストより)