７月23日（金）、１学期の最終日に石ヶ瀬小学校の先生たちだけで
不審者対応訓練を行いました。
毎年、子どもたちの命を守るための訓練として行っています。
可能な範囲での学校の門は閉めますが、常に人が出入りしており、
放課後児童クラブも校内にあるため、完全な閉鎖状態にはできません。
また、学校の構造上、いろいろな場所から人が入る可能性があります。
そのため、危機管理意識を失わないためにも、毎年の訓練を
行っています。
今回も東海警察署の方のご協力をいただき、不審者の役を務めて
いただきました。
今回は１年生の教室の外に不審者が現れました。
突然の不審者の侵入に対し、近くにいた担任がすぐに対応のため、
外に出て行きました。
校舎内に入れないように対応しました。
その間に連絡を受けた先生が集まります。
まずは不審者を子どもたちに近づけないようにします。
教師同士が連携を取り合い、それぞれの教室にいる子どもたちの
安全を確保します。
教室に施錠をし、バリケードを使っている教室もありました。
素早く警察に連絡を取り、不審者の確保をお願いしました。
一通りの訓練を終えて、警察の方から今回の訓練について
アドバイスをいただきました。
後半はさすまたの基本的な使い方を教えていただきました。
さすまたを初めて手にする先生もいたので、
どのように使うものなのかをしっかりと指導を受けました。
実際に正しい使い方で押さられると不審者は
ほとんど身動きができなくなるようです。
講義の最後に実際に起こる問題について、先生たちから
様々な質問が出ました。
警察の方が一つ一つていねい対応策を教えてくださいました。
先生たちは子どもたちの命を守るために、命がけの訓練に
なることも覚悟しながら真剣に練習に取り組みました。
練習しないと気づけないことにも、警察の方の協力で
いろいろ気づくことができました。
ありがとうございました。
玄関にはかわいいオブちゃんのイラストがありました。
